東京など関東は、当初の予想より雨が長引いている影響で、午後も気温の上がりにくい状態が続きそうだ。東京都心は最高気温が12℃と、12月中旬並みの寒さとなる見込み。
25日(水)は東北南部や関東で、湿った空気の影響でぐずついた空模様となっている。午後も雨の残る所があり、気温の低い状態が続きそうだ。その他の各地は日差しの出る所もあり、この時季としては気温が高めで、東海から西日本にかけては南岸を中心に20℃近くまで上がる見込み。
26日(木)気温高めに
北日本の日本海側や北陸は、寒気の影響で昼過ぎまで雨や雪の降る所がある。太平洋側は午前中を中心に晴れる予想で、東京など関東でも日差しが戻りそうだ。
東北以南の各地は、最高気温がこの時季としては高く、東海から西の太平洋側は20℃前後まで上がる所がある見通し。東京都心でも、きょうより6℃高い18℃の予想で、日差しが暖かく感じられそうだ。
週末は寒くなる
27日(金)の関東は再び雲が多くなり、午前中は沿岸部で雨の降る可能性がある。きょうと同様、気温が上がりにくいことが予想されるため、服装に注意が必要だ。
また、日中は、寒気の影響を受ける北日本の日本海側で雪や雨となり、夜以降は山陰や北陸でも雨の範囲が広がる見込み。西から冬型の気圧配置となるため、九州は夕方から北西の季節風が強まってきそうだ。
週末にかけて日本の上空に寒気が南下する影響で、日本海側は雪や冷たい雨の所が多くなり、西日本でも標高の高い所は雪が降る可能性がある。晴れ間がある太平洋側でも北寄りの風が冷たく、季節の進みを実感しそうだ。 (気象予報士・高橋和也)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース