森治文
735本のソメイヨシノをはじめ、31品種計約1500本のサクラが見られる国営昭和記念公園(東京都立川市、昭島市)では、ソメイヨシノが17日に開花した。25~26日ごろに見頃を迎えると予想される。
昨年までのコロナ禍の期間は感染対策として、道沿いにロープを張るなどして宴会やアルコール類の持ち込みは禁止していた。歩きながらの観賞も、大木が集まる「桜の園」などでは、入場を規制した。
今年は、屋外でのマスクの着用は求めず、宴会もコロナ禍前と同様に自由となる。ただし、混雑する屋内ではマスク着用を強制はしないが、「推奨する」としており、スタッフもマスクを着けて対応するという。
同公園の広報担当者は「感染のリスクがなくなったわけではないので、宴会も出来るだけ短い時間でお願いしたい」と話す。
同公園はサクラ以外の花も次々と見ごろとなる3月18日から5月28日まで「フラワーフェスティバル」を開催する。期間中の有料区域内の入場者数を、コロナ禍前に近い約83万人と見込んでいる。昨年の同時期の入場者数は約65万人だった。(森治文)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル