26年ぶり…東京は梅雨寒&日照不足 生活に影響は?(TOKYO MX)

 東京都内は7月に入っても日差しが少なく、肌寒い日が続いています。7月としては記録的な梅雨寒と日照不足になっていて、私たちの暮らしのさまざまなところに影響が出てきています。

 都内は11日も気温が上がらず、7月としては26年ぶりに最高気温が1週間連続で25℃に届きませんでした。さらに日照不足も深刻で、7月10日までの10日間の日照時間が合計でわずか5時間ほどとなっていて、平年の同じ時期のおよそ1割にとどまっています。

 この影響は私たちの生活に少しずつ広がっています。都内にあるスーパーでは、ナスは平年1袋200円ほどですが、今年は先週から値段が上がり、現在は300円ほどの値段になり、1.5倍に値上がりしています。また、平年100円ほどのホウレンソウも175円に高騰しています。

 日照不足が野菜の価格に影響を与えている一方、衣料品店では“あるもの”の需要が高まっています。立川市にあるアウトドア用品店では、日照時間が少ないこの時期に洗濯物が乾きやすいということで、多くの人が速乾性の高い商品を買い求めていました。乾きやすい素材を使ったTシャツやポロシャツは、前年同時期に比べ、およそ1.5倍も売れています。また、ぐずつく天気が続いているため、レインウエアや長靴などの雨具も去年の2倍の売り上げです。

 さらに、この梅雨寒と日照不足で、意外なものも売れています。それは…冬の定番、熱々の「焼き芋」です。中央区にある店では、7月に入っても焼き芋の売れ行きが好調で、去年の同じ時期のおよそ3倍、多い日は350本以上の焼き芋が売れています。

 気象庁によりますと、関東地方は気温が低い状態と日照時間が少ない状態が今後1週間ほど続く見込みです。



Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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