26歳男「コードで首絞めた」、殺人容疑で再逮捕　名古屋の女性遺棄

　名古屋市中区のビル屋上で女性の遺体が見つかった事件で、愛知県警は19日、同市中区栄4丁目のスカウト、望月壮真容疑者（26）=死体遺棄容疑で逮捕、処分保留=を殺人の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

　捜査関係者によると、望月容疑者はコード様のもので女性の首を絞めたという趣旨の供述をしている。致命傷ではないものの、首には刃物によってできたとみられる傷があったことも判明。県警は殺害に至った当時の状況を調べる。

　捜査1課によると、女性は同市港区高木町4丁目の派遣社員、浜本涙美（るみ）さん（25）。望月容疑者は3日未明、中区栄4丁目のビル屋上で浜本さんの首を絞めて殺害した疑いがある。死因は窒息死とみられる。

　県警は、浜本さんは2日午後9時ごろに自宅を出て、数時間後には望月容疑者と会い事件に巻き込まれたとみている。