東京・渋谷の「Bunkamuraル・シネマ」が6月、28年前にロングランヒットした「さらば、わが愛 覇王別姫」(陳凱歌監督)を再上映したところ、思わぬ客層が押し寄せた。チケットは即完売となり、関係者は「うれしい悲鳴」を上げた。
上映最終日となった6月30日夕。劇場入り口前のホールは、当時の評論記事やサイン入りポスターの展示に熱心に見入ったり、記念撮影したりする観客で熱気に満ちていた。
43週ロングラン作品の「最終上映」
客層の約半分は、支配人・岡田重信さんの予想どおり、28年前のヒット時に若者だったであろう年上の層だ。
しかし、残り半分は、当時は…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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