3億6千万円も不正申請容疑、6人再逮捕 PCR検査詐欺未遂事件

 新型コロナPCR検査の無料化事業で、東京都に補助金を不正に申請したとして会社役員の上嶋大輔容疑者(40)ら男6人が詐欺未遂容疑で逮捕された事件で、警視庁は27日、別の時期にも補助金をだまし取ろうとしたとして6人を同容疑で再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。

 捜査2課によると、6人は共謀し、「東京都PCR等検査無料化事業」について2022年8月、22年7月分の検査の精算額を約3億6千万円とする虚偽の実績報告書などを都に提出し、補助金を交付させようとした疑いがある。

 6人は、同様に同年8月分の積算額を約5億3千万円とする虚偽の申請で補助金をだまし取ろうとしたとして今月7日、同容疑で逮捕されていた。2回の逮捕容疑も含めて22年6~11月に計約12億8千万円を申請し、うち8~9割が架空だったと同課はみている。(山口啓太)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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