3歳女児の裸を撮影した疑い 県立高校の教職員を逮捕

 岡山県警倉敷署は30日、大分県臼杵市の県立海洋科学高校の教職員、東(ひがし)和己容疑者(32)=同市福良=を児童売春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)の疑いで、29日に緊急逮捕したと発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は2019年6月ごろ、大分県内で当時3歳の女児の裸を動画撮影したというもの。児童ポルノ販売サイトへの出品者らを捜査するなかで、サイトを通じた児童ポルノの購入者として東容疑者が浮上。倉敷署が容疑者の自宅を捜索したところ、女児の動画がパソコンから見つかったという。学校現場以外で面識があったとみられる。

 県教委によると、東容疑者は2018年4月採用で、海洋科学高校に着任。食品加工の実験や船の機関の実習準備や、教諭の補助をおこなう実習助手として勤めていた。「勤務状況に問題はなかった」という。県教委は、逮捕事実を市町村教委を通じるなどして全公立小中高校に通知し、綱紀粛正を徹底するとしている。容疑者については、本人に事実を確認した上で厳正に処分する。

 30日に記者会見した渡辺登教育次長は「教職員にあってはならない行為で非常に遺憾。深くおわびする」と述べた。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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