30日(月)朝は、関東を中心に路面が凍結したり、本州付近では遅霜のおそれがある。また、週の中頃には西日本や東日本を中心に荒れた天気になる可能性があり、今後の情報に注意が必要だ。
月曜朝は、関東を中心に路面凍結に注意
29日(日)は、関東甲信を中心に平野部でも雪の降った所が多く、東京都心でも1センチの積雪を観測した。午後4時現在、関東周辺の雪や雨はほとんど止み、都心の積雪は0センチとなったが、栃木県奥日光は22センチ、群馬県草津は19センチと、山沿いを中心に多くの雪が残っている。
30日朝にかけても気温の低い状態が続くため、いったん融けた雪が凍るおそれもある。引き続き、積雪や路面の凍結による交通障害などには注意が必要だ。また、全国的にも30日朝の気温は平年より低い所が多い見込みで、中国地方から東北を中心に遅霜のおそれがある。農作物の管理等にも注意したい。
4月スタートは雨・風強まるおそれ
30日の日中は、晴れ間の出る所が多いが、西日本や東日本の太平洋側では気圧の谷や湿った空気の影響で雲の多い天気となりそうだ。その後、西から進んでくる低気圧の影響で、31日(火)は西から雨の範囲が広がり、4月1日(水)は全国的に雨、2日(木)は東・北日本を中心に天気が崩れる見込み。特に、1日頃は西・東日本を中心に雨や風が強まり、4月のスタートは荒れた天気になるおそれがある。今後の情報に注意が必要だ。
(気象予報士・佐々木聡美)
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