30日(月)は、低気圧や前線の影響で、全国的に雨が降りやすい天気となる見込み。気温は、南風の影響でこの時季としては高いところが多いものの、関東は真冬並みの寒さが続く見通し。
北陸から北の日本海側は大気不安定 雷雨に注意
高気圧は日本の東の海上へ移動し、前線を伴った低気圧が発達しながらオホーツク海に進み、寒冷前線が北日本から西日本を通過する見通し。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるため、北日本から東日本の日本海側中心に落雷や突風、降ひょうに注意が必要となる。
北海道では雪ではなく、雨が降る見込み。仙台は夕方には次第に雨となり、関東は昼前後に雨が降りやすくなりそうだ。東海は日中を中心に雨、西日本は午前を中心に雨が降る見込み。
また、九州付近にも前線を伴った低気圧があり、本州の南岸に進む見通しだ。さらに、沖縄付近にも前線が発生し、沖縄では落雷や突風、短時間強雨に注意が必要となる。
厳しい寒さは一旦緩む
全国的に、この時季としてはやや高い気温のところが多い見込み。積雪のある地域では、屋根からの落雪などに注意が必要だ。
<30日の予想最高気温(前日差)>
札幌 6℃(+6℃)11月下旬並み
仙台 9℃(±0℃)11月中旬並み
東京 9℃(-2℃)真冬並み
名古屋 11℃(-1℃)12月中旬並み
大阪 14℃(+2℃)12月上旬並み
福岡 15℃(+3℃)11月下旬並み
那覇 22℃(-2℃)12月上旬並み
(気象予報士・崎濱綾子)
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