山口県阿武町から誤って入金された4630万円のうち400万円を別の口座に振り替えたとして、住民の田口翔容疑者(24)が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された事件で、同容疑者が大半の金を振り替えていた決済代行業者から3500万円余りが町の口座に返還されたことが、町関係者への取材で分かった。
田口容疑者の代理人弁護士によると、容疑者は誤入金があった口座から、3社の決済代行業者に計29回にわたって計4300万円を振り替えた。
町関係者によると、そのうち振り替えが計27回、約3500万円と集中していた1社から、逮捕後の20日、全額の3500万円余りが町の口座に振り込まれ、返還されたという。
弁護士によると、田口容疑者…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル