39歳、コロナ失業で餓死しかけた 高い行政支援の壁

 「悪いけど、きょうで辞めてくれないか」

 製菓工場で梱包(こんぽう)の仕事をする茨城県内に住む男性(39)は3月中旬、上司から解雇を告げられた。新型コロナウイルスの影響で会社が打撃を受けていた。時給850円の非正規職で2月に転職したばかり。貯金はゼロ。途方に暮れた。

 20代半ばでプレス加工会社で正社員として働いた。だが3年前にうつになり休職。以降、梱包の非正規の仕事を転々としてきた。

 解雇後の3月末、2万円の給料…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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