昨今、注目されている「STEAM教育」。科学・技術・工学・芸術等・数学の各領域を横断的に学ぶことを通じて、様々な社会的課題の解決などにつなげる教育だ。
埼玉県戸田市立戸田東小学校では、校舎の建て替えに伴い、2021年度に3Dプリンターや高性能パソコンなどをそろえた「STEAM Lab」を新設した。以前から進めていた課題解決型学習(PBL)と、STEAM教育を融合した教育に取り組んでいる。教務主任の清水享先生は、高学年の国語と算数の授業も一部担当しつつ、STEAMやPBLを主導する。
自身は大学で中学の社会科と高校地歴公民の教員免許を取得。小学校の教員免許は卒業後に取り、ICTにも理数教育にも特に詳しいわけではないという。それでも周囲の詳しい教員と協力しながら教えている。「STEAMは理系のように思われがちですが、いろんな教科に結びつく学び。子どもたちの学びを広げるものだと思っています」と話す。
「STEAM Lab」での授業の様子を紹介します。子どもたちは様々なソフトを使って学んでいます。
2月中旬、6年1組のみんな…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル