深津弘
岐阜県郡上市で13日夜、日本三大盆踊りの一つ「郡上おどり」のクライマックスとなる「徹夜おどり」が始まった。コロナ禍での中止や縮小を経て、4年ぶりにお盆に合わせて明け方まで踊りを楽しむ通常開催に戻った。台風接近に伴い、14日以降の実施は当日判断するとしている。
午後8時すぎ、雨が降る中、唄や笛、三味線などのおはやしに合わせ、浴衣姿の踊り手が手拍子やげたの音を響かせた。風情が漂う中心街の狭い通りに、踊りの輪が幾重にも広がるなど、「おどりのまち」の城下町の熱気は最高潮を迎えた。
運営委員会によると、この日はコロナ禍前と同水準の6万5千人が訪れた。
「徹夜おどり」は16日まで4夜連続で行われる予定。ただ、台風7号が接近していることで、14日以降の開催は、最新の気象状況を踏まえて当日判断するという。(深津弘)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル