4歳児死亡、預け先の妻も暴行容疑で逮捕 群馬・高崎

 群馬県高崎市で虐待を受けていたとみられる男児が死亡した事件で、県警は26日、無職武藤千夏容疑者(23)=同市矢中町=を男児への暴行容疑で新たに逮捕し発表した。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。千夏容疑者は、男児に対する別の暴行容疑で逮捕された武藤一貴容疑者(27)の妻。

 捜査1課によると、千夏容疑者は4月中旬ごろ、自宅で土屋翔雅(しゅうが)君(4)=同市筑縄町=を平手で殴った疑いがある。翔雅君は当時、母親の土屋聡美容疑者(25)=暴行容疑で逮捕=が元交際相手の一貴容疑者に預けていた。

 翔雅君は22日午後3時ごろ、意識不明の状態で武藤容疑者宅から搬送され、約13時間後に外傷性ショックで死亡した。全身に新旧のあざが多数あり、県警は日常的な虐待があったとみている。搬送時には一貴、千夏の両容疑者が在宅しており、県警は千夏容疑者からも事情を聴いていた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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