40歳の今、どんな姿に 31年前に不明の女性、家族に肖像画像贈る

 横浜市旭区で当時8歳の女性が行方不明になって31年以上が経った。女性が今年40歳を迎えるなか、現在の姿をプロファイリングした肖像画をつくるなど、家族らは再会を願って懸命な活動を続けている。

情報提供は旭署(045・361・0110)へ

 女性は野村香さん。1991年10月1日夕、同区本宿町の自宅から書道教室に向かったのを最後に、行方不明となった。当時ショートカットで、白色のヨットパーカに紺色のデニムスカート、ピンク色の長靴を履いていたという。

 神奈川県警は旭署に特別捜査本部を設置し、これまで約9万7千人の警察官を捜索に動員した。家族も不明になった当時の情報を書いたチラシを配るなどの活動を続け、計3130件の情報が寄せられたが、有力な情報は得られていない。

 そこで旭署は、40歳の容姿をプロファイリングした肖像画を画家の須藤眞啓(ともあき)さん(72)に依頼。24日に画像を受け取り、香さんの両親にも贈呈した。

 17歳や25歳の時にもプロファイリング画像を描いた須藤さんは「(香さんと)共に生きてきた」と語る。香さんの姉の写真を参考にするなどして40歳の香さんを描いたという。

 母の郁子さん(70)は「再会したような気持ちがある」と画像をじっと見つめていた。父の節二さん(74)は涙で言葉に詰まりながらも「見つかって欲しい。この画像を参考にして、新たな情報提供があれば助かります」と話した。

 画像の贈呈式後には、相鉄線

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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