4630万円誤入金、裁判官が和解案示す 「被告が解決金と謝罪を」

 山口県阿武町が4630万円を誤入金した問題で、住民の田口翔被告(24)=電子計算機使用詐欺罪で起訴=に町が返還を求めた民事訴訟の弁論準備手続きが15日、山口地裁萩支部であった。田口被告側の解決金支払いや謝罪など、9項目の和解条項案が裁判所から示された。

 田口被告側の代理人によると、田口被告が阿武町と町民に謝罪する▽解決金として約347万円を支払う▽解決金は誤入金された4630万円の返済の一部に充てられる、などの内容。

 被告側代理人は「基本的合意に達したと認識している。和解案として公式に謝罪する場を頂くことは肯定的に評価している」と話した。

 町は15日、16日の町議会に「和解を成立させることについて」とする議案を追加提案すると発表した。

 町は誤入金した額に弁護士費…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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