朝日新聞労働組合は15日、記者2人が殺傷された阪神支局襲撃事件から35年となる5月3日に「言論の自由を考える5・3集会」を開くと発表した。集会は事件翌年の1988年から続き、今年で35回目。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年に続きオンラインで開催する。
テーマは「『正しさ』が暴力になるとき ネット上の誹謗(ひぼう)中傷と向き合う」。ときに命や健康に関わるほど深刻な社会問題となっている現状や、メディアの課題について語り合う。パネリストにコラムニストの伊是名夏子氏、演出家・アーティストの高山明氏、経済学者の山口真一氏を迎える。進行役は朝日新聞デジタル機動報道部の藤えりか記者が務める。
開会は午後1時で参加無料。ネット中継を視聴するにはhttps://53asahiroso35.peatix.comから事前申し込みが必要。問い合わせは「5・3集会事務局」(auosk@asahi.email.ne.jp)へ。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル