杉江隼 マハール有仁州
千葉県大多喜町の林道で7日、全焼した車の中からベトナム国籍で男性のブィ・クォン・トゥンさん(当時29)が遺体で見つかった事件で、八千代市にあるブィさんの自宅に侵入して連れ去った5人の男が2台の車に分乗し、遺棄現場に向かっていたことが捜査関係者への取材で分かった。県警は死体遺棄容疑で全員の行方を追っている。
捜査関係者によると、県内の道路の交差点に設置されているカメラの映像などから判明したという。ブィさんは男らから暴行を受けた後、八千代市から大多喜町まで連れ去られた。八千代署は住居侵入と逮捕監禁容疑で捜査していた。
ブィさんは2月上旬、5人の男との間で数百万円の借金をめぐり、トラブルに巻き込まれていた。県警は勝浦署と八千代署の合同特別捜査班を設置し、男らが乗った2台の車の足取りを調べている。(杉江隼、マハール有仁州)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル