5日の関東甲信地方は、各地で厳しい暑さが予想され、熱中症の危険性が高くなります、外出はできる限り控え、室内をエアコン使用するなど涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動を!
予想最高気温・関東甲信
きのう(8月4日)は関東でも気温が上がり、関東の「暑さ処」埼玉県熊谷市でようやく今年初の猛暑日となりました。当地において年初の猛暑日が8月上旬にずれ込むのは2003年以来17年ぶりのことでした。その熊谷市ではきょうは、体温並みの36度と猛烈な暑さが予想されます。そのほか35度予想が、前橋市、さいたま市、甲府市。34度予想が、東京都心、宇都宮市、土浦市、飯田市(長野)。33度予想が横浜市、千葉市、水戸市、長野市、松本市です。軒並み今年一番の暑さになるとみられます。
経験の夏を乗り切るために
新型コロナウイルスによって、生活様式が一変した今年の夏。都内を中心に感染者が増える中、マスクを着用し、感染予防に努めなければなりません。ただ、盛夏を迎え、マスクを着用していると心拍数や呼吸数が上がり、体感温度も上昇することで、身体に負担を強いられる状況です。そのため、例年よりも熱中症のリスクが高くなるとみられます。屋外で人との距離を十分にとり(少なくとも2m以上)、マスクを外すようにしてください。また、直射日光をできる限り避け、こまめに水分補給をするなどの基本的な暑さ対策も重要です。
日本気象協会 本社 樋口 康弘
Source : 国内 – Yahoo!ニュース