5日間連続目撃 札幌市南区のヒグマ ハンターが駆除

佐野楓

 札幌市南区の石山地区で18日午前10時50分ごろ、ヒグマ1頭がハンターに駆除された。付近の豊平川河川敷では、14日からヒグマが連日出没しており、駆除を依頼した市は、このヒグマと同一個体と確認した。

 市によると、駆除されたのは体長116センチ、体重47キロ、推定年齢1~2歳程度のメス。午前7時55分ごろ、現場周辺をパトロールしていた市職員が、豊平川の河川敷に座り込んでいるヒグマを見つけた。

 付近では、先月29日~17日にヒグマが15回目撃された。市はこれまで、花火での追い払いや電気柵の設置などの対応をしてきた。だが、ヒグマは逃げずに人なれした様子だったため、市ヒグマ対策委員会では「さっぽろヒグマ基本計画」に基づいて、問題個体として「銃器または箱なわによる駆除」を決定。ハンターに駆除を要請した。(佐野楓)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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