岐阜県羽島市は19日、市内の民間医療機関に日本脳炎ワクチンを接種するため訪れた男児(5)に、医師が誤って12歳以上のための新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社製)を接種したと発表した。厚生労働省の手引でコロナワクチンは他の病気のワクチンとの同時接種が認められていないが、この医師は直後に日本脳炎ワクチンも接種した。男児は腕に痛みがあるが、健康状態に異常はないという。
市によると、誤接種があったのは18日午後6時すぎ。すぐに看護師が指摘したが、医師は続けて男児の同じ左腕に日本脳炎ワクチンも打ち、ミスについて説明せず男児と保護者を帰宅させた。その後、市に連絡し、同日午後7時ごろ再び来院してもらった男児と保護者に陳謝したという。
医師は「男児をコロナワクチ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル