中山直樹
福岡県篠栗町で5歳の男児が餓死した事件で、保護責任者遺棄致死罪などに問われた男児の母親の「ママ友」赤堀恵美子被告(50)が23日までに上告せず、懲役15年とした福岡高裁判決が確定した。
赤堀被告は無罪を主張していたが、福岡高裁は今月10日の控訴審判決で、男児の母親の碇(いかり)利恵受刑者(41)=同罪で懲役5年が確定=との共謀を認定した一審判決を支持し、控訴を棄却していた。
一審判決によると、赤堀被告は、碇受刑者の生活全般を支配。碇受刑者の三男・翔士郎ちゃん(当時5)の食事量を減らすように指示し、2020年4月に餓死させた。また、碇受刑者から夫の浮気調査費用など虚偽の名目で約200万円をだまし取るなどした。(中山直樹)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment