善光寺(長野市)の御開帳と、諏訪大社(諏訪市など)の御柱祭が4月から、ほぼ同時期に開催される。ともに6年(数えで7年)に1度の開催だが、新型コロナ禍で昨年予定されていた御開帳が1年延期されたためだ。相乗効果で集客アップを期待する声もあるが、一部行事が縮小・中止となるなど感染対策との両立を図りながらの開催となる。
まちのにぎわいと人の交流を取り戻す1年に
4月3日から始まる御開帳は、秘仏の本尊の身代わりの「前立(まえだち)本尊」が公開される。密を避けて分散参拝を促すため、期間を1カ月延長して6月29日まで過去最長の88日間開催。この間、前立本尊の右手と金糸で結ばれる高さ10メートルの回向柱が本堂前に建立され、触ると御利益があるとされるため、参拝客が殺到する。
善光寺はコロナ対策として…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル