高知地方気象台は23日、高知で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。今季、全国で最も早い観測で、昨年より6日遅く、平年より1日遅い。全国で高知が最も早い開花となったのは2018年以来6年ぶり。
午後4時、高知城三ノ丸(高知市)で、標本木に5輪が咲いているのを職員が確認した。この日、高知市の最高気温は14・7度だった。
同気象台の増田純一調査官によると、20~21日の寒さで開花が遅れたとみられる。1週間から10日ほどで満開になる見込みという。
開花宣言を聞きに来た市内の竹内有香さん(51)は「明日は雨の予報なので今日の開花宣言に期待していた。次は満開のころに見に来たい」と話していた。(羽賀和紀)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル