6月の結婚式、何を着ていけばいい? 服装のタブー4つとは(西日本新聞)

 猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。第3水曜は、さまざまな場面のマナーについて「インフィニ フィニッシング アカデミー」(福岡市)の副校長本多美智子さんにお助けいただきます。

【写真】男性のゲストには、ちょうネクタイやポケットチーフもお薦め

 「ジューンブライド」ってよく聞きますね。「6月の花嫁」「6月の結婚」という意味です。ヨーロッパでは、ギリシャ神話に登場する結婚や出産をつかさどる女神「ジュノ(ユノ)」が守護する月が6月であることから、この月に結婚すると生涯幸せになるといわれています。

 現在は結婚に対する考え方が変わりつつあり、婚姻届を出すだけで式や披露宴をしないという人や、結納や仲人を省いた略式で行う人も多くなっていますね。今回は結婚にまつわる話です。

【新郎新婦】

 ▼ウエディングドレス

 花嫁の着用するウエディングドレスは宗教的な意味もあるため胸、肩、腕などあまり肌を見せないワンピーススタイル。丈はフルレングスで、後ろの長い裾「トレーン」を引いたものが正式とされています。色はアクセサリーを含めすべて白や、純潔を意味する銀で統一しますが、クラシカルな装いにする場合はアイボリーにすることも。実は白のドレスが定着したのは意外と最近で、19世紀といわれています。

 自分らしさは、素材やデザインで演出しましょう。夕方や夜間の挙式も増えているので、この場合はビーズなどの光るものを加えてもいいですね。ジュエリーは細部にこだわりたいものです。例えばガーデンウエディングならチョウや花をモチーフにしたものを。パールは永遠の輝きと美しさの象徴とされます。装いは、二人の門出を祝ってくれる人への感謝の表現でもあるんです。

 ▼心付け

 受付など、挙式や披露宴でお世話になる人たちに「福を分ける」という意味で心付けを渡します。祝儀袋やポチ袋に「今日はよろしくお願いします。これはほんの気持ちです」と渡します。金額は地域によりますが、1人当たり2千~3千円が目安でしょう。


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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