日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は7日、西日本の病院で入院中の6歳未満の小児が、臓器移植法に基づく脳死と判定され、臓器提供の手続きに入ったと発表した。脳死と判定された6歳未満からの臓器提供は16例目。
移植ネットによると臓器提供は家族や親族6人の総意という。小児は1月20日、脳死とみられる状態になり、今月6日午前8時52分に2回の脳死判定が終わった。提供される心臓は10歳未満の女児、肺が10歳未満の男児、肝臓が10歳未満の男児、二つの腎臓が10代の男女、小腸が10代の女性にそれぞれ移植される予定。
臓器を提供する小児の家族は「周りを喜ばせること、人を笑顔にすることが大好きな子ですので、本人もきっと私たちの判断を支持してくれると信じています」とコメントした。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル