公立学校と企業などが連携して優れたキャリア教育を進めたグループを表彰する「県キャリア教育実践アワード」の表彰式がさいたま市内で開かれました。
県教育委員会と経営者協会は、児童・生徒に多くの体験を通して一人一人の能力や個性を伸ばすキャリア教育の充実に力を入れていて、毎年、優れた実践事例を表彰しています。
今回、最優秀賞に輝いたのは、穴を開けた竹の中にろうそくやLEDライトを灯し、ほのかな光を楽しむアート作品「竹あかり」を使って地域おこしを目指した県立小鹿野高校、小鹿野町役場おもてなし課、それに、小鹿野町観光協会です。小鹿野高校生徒会のメンバー9人は、町の竹林で管理のための伐採を行い、切った竹から「竹あかり」を製作しました。その後、町役場などと連携し、氷柱のライトアップや七夕フェスティバルなどで「竹あかり」を披露、地域の活性化を目指しました。
また、優秀賞に選ばれた杉戸町立西小学校と町内の菓子屋「御菓子司いのうえ」は、児童たちの考案したオリジナル和菓子を商品化、児童たち自らPTAのバザーで販売するなどし、仕事のやりがいや難しさを学びました。
テレ玉
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