福冨旅史
今年6月、広島県海田町で自営業の男性(71)を監禁したとして、広島県警は男女6人を監禁容疑で逮捕し、4日発表した。6人は監禁罪で起訴されており、県警は認否を明らかにしていない。男性は4カ月たった現在も行方不明になっており、県警は男性が金銭トラブルから事件に巻き込まれた可能性があるとみて、捜査を続けている。
捜査1課によると、逮捕、起訴されたのは広島市南区の飲食店従業員、門(かど)美帆子被告(44)▽広島市西区の無職、槙本祐己(ゆみ)被告(32)▽広島県府中町のネイリスト、栗栖愛被告(36)▽東広島市の無職、藤本裕子被告(40)▽広島市安佐南区の無職、倉本絵梨被告(37)▽住居不定の古物商、今泉俊太被告(31)。6人は6月1日午後8時45分から2日午後1時10分ごろの間、海田町南幸町の男性の会社事務所で、男性を監禁した疑いがある。
県警によると、防犯カメラの映像には7人が映っていたといい、県警は別の1人も関与している可能性があるとみて、行方を追っている。
6月2日、男性の親族から「男性が帰ってこない」と110番通報があり、発覚した。県警は男性が事件に巻き込まれた疑いがあるとみて、同6日、刑事部長をトップとする捜査本部を設置し、74人態勢で捜査を開始。埼玉県に捜査員を派遣するなどして調べてきた。(福冨旅史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment