増山祐史
乗用車で原付きバイクに衝突して運転手に重傷を負わせて逃げたとして、警視庁は7日、建設業の男(81)=東京都北区=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕し、発表した。男は容疑を認めているという。
亀有署によると、男は6日午後7時40分ごろ、東京都葛飾区青戸8丁目の環状7号線内回りで乗用車を運転中、原付きと衝突して運転していた男性(53)=東京都足立区=に肋骨(ろっこつ)骨折や脳挫傷など約2カ月の重傷を負わせながら逃走した疑いがある。
男は現場から数百メートル離れた地点で目撃者に呼び止められ、一度は車を降りて現場に戻ろうとしたが、再び車に乗り込んで逃走。調べに対し、「バイクが見当たらなかったので立ち去ったのかと思った」と話しているという。
現場は側道付きの片側2車線の直線道路。署は男が側道から本線に合流する際、後方から来た原付きと衝突したとみている。(増山祐史)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル