大寒の20日朝、山口県防府市の春日神社で「大寒みそぎ」があった。気温5・6度の境内で、11~84歳の男女99人が冷水につかり、無病息災を祈った。
参加者は境内を走り回って体を温めた後、「えいっ!」のかけ声とともに井戸水をためた水槽(縦4メートル、横2メートル、深さ0・8メートル)に入り、約1分間手を合わせた。みそぎ後はたき火やおかゆで体を温めた。
1978年の1回目から参加し続けているという地元の山縣稔さん(81)は「みそぎをしないと新年が始まらない。すっきりした」。みそぎは21、22日も朝夕2回ずつある。(礒部修作)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル