9日(月)は、日本海側を含めて晴れる所が多い見込み。また、この先一週間は、西・東日本を中心にこの時季としては気温が高めの傾向となりそうだ。
週明けは穏やかな天気
9日は、日本付近は高気圧に覆われ、日中は全国的に晴れる所が多くなりそうだ。ただ、夕方以降は湿った空気や日本海から近づく低気圧などの影響で、東海や北海道の日本海側を中心に雨や雪の降る所がある見込み。気温は、朝は8日(日)と同じか低い所が多くなるが、日中の気温は8日よりも高い所が多くなりそうだ。
この先一週間は師走とは思えないほどの暖かさも
この先一週間は、西日本や東日本では比較的暖かな空気が流れ込むため、気温は平年よりも高い日が多くなりそうだ。特に、西日本では20℃近くまで上がる日もあり、12月とは思えないくらいの暖かさとなる見込み。関東では10日(火)は冷たい雨の降る可能性があり、東京の予想最高気温は11℃とあまり上がらない見込みだが、11日(水)以降は15~17℃くらいの日が続き、この時季としては過ごしやすくなりそうだ。ただ、先週からの気温の変化が大きくなるため、体調管理などには引き続き注意が必要となる。
北海道では路面状況の悪化に注意
北日本でも週の前半は特に強い寒気の流れ込みはなく、10日~11日は日本海側を中心に天気が崩れるが、雪ではなく雨の所が多くなりそうだ。ただ、12日(木)ごろは冬型の気圧配置が強まるおそれがあり、日本海側では再び雪の範囲が広がる見込み。気温の変化も大きくなることに加え、路面状況が悪くなる可能性もあるため注意が必要だ。
(気象予報士・佐々木聡美)
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