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2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、国際的にたばこ対策の強化が求められる中、東京都では、2020年4月からの全面施行を前に、9月1日から独自の受動喫煙防止条例を飲食店でスタート。
店側も対応に追われている。
飲食店スタッフ「あ! ここたばこ吸えるんだ…がわかるのは、やっぱりここなんだよね。(今、何を?)当店はたばこが吸えるので、(喫煙可)ステッカーを貼っておりました」
東京都内の飲食店は、1日から受動喫煙防止条例によって、たばこが吸えるかどうか入り口でわかるよう、店頭表示することが義務付けられた。
例えば、喫煙か禁煙かだけでなく、加熱式たばこ専用喫煙室やシガーバーなど、表示が細かく分かれているステッカーがある。
そこで、現在は全席喫煙可能となっている居酒屋で、表示について聞いてみると…。
愛煙家「ちょうどきのう、お店に入ってから吸えないとわかって、店を変える手間があったので、先に書いておいてもらえればうれしい」
嫌煙家「吸わない人間からしてみれば、ちゃんと分煙しているとわかるので(いい)」
嫌煙家「え~、なんか種類が多い。減らしてほしい」
肺がんなど、日本の受動喫煙による年間死亡者数は、推定でおよそ1万5000人と言われている。
東京都では、健康への悪影響を未然に防止することを目的に、2020年4月以降、「原則 屋内での禁煙」を実施。
それまでの間、飲食店側も、表示方法や従業員の喫煙はどう対応したらいいかなど、さまざまな不安があるよう。
飲食店関係者「今、店内分煙をしているが、これからできなくなるので、施設(店舗)をどうしようか考えているところ」
こうした飲食店側の悩みを解消すべく、東京都ではアドバイザーを派遣したり、イベントで相談ブースを設けるなどして対応。
吸う人も吸わない人も快適な環境作りを目指している。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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