94歳で現役、雪原を走る「北の鉄人28号」 相棒は100歳

【動画】弘南鉄道のラッセル車「キ104」操縦室アングル付き前面展望=筋野健太、白井伸洋撮影

 降り積もった雪で一面真っ白な静寂の世界。真っ黒なラッセル車と、古めかしい電気機関車が轟音(ごうおん)とともに雪をはね上げ、白銀の世界を切り裂くように走り抜ける。

 昭和初期製の真っ黒なラッセル車と今年100歳になる電気機関車のコンビが、鉄道を利用する人たちの冬の生活を守っている。

今回、特別な許可なしには立ち入れない青森・弘南鉄道のラッセル車「キ104」の操縦席にカメラを設置。ラッセル車の高い目線から見える白銀の沿線風景やアナログな機械を操作したり、降りて除雪作業したりする乗務員の長年培った技術を撮影。実際に乗っているような臨場感のある映像を届けます。記事後半では、「キ104」の車内設備、操縦席での操作方法、除雪をする仕組みなどを紹介する解説動画もご覧いただけます。

 青森県西部を走るローカル線…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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