アイドルグループAKB48の本田仁美さん(22)の卒業コンサートが26日、横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで開かれた。2014年にデビューし、韓国でも活躍した。
コンサートは得意のダンスナンバーで幕を開けた。ダンサーを従えて登場した本田さんは、キレのある動きで観客を魅了。2曲目からはAKB48のメンバーとともにステージを楽しんだ。
各都道府県の代表1人ずつの47人で14年に結成されたAKB48の「チーム8(エイト)」。その栃木県代表として中学1年生で加入した。「ひぃちゃん」の愛称で親しまれ、18年6月のAKB48グループ「選抜総選挙」で82位にランクインした。
同年に実施された日韓合同オーディション番組を経て、グローバルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」のメンバーに選出された。韓国を拠点に21年まで活動。AKB48に戻ってからは、中心メンバーとして活躍してきた。
この日のコンサートでは、約20人の現役メンバーとともに全26曲を披露。アイズワンで一緒に活動した元HKT48の矢吹奈子さん(22)もゲストとしてステージに登場した。
アンコールを受けてドレス姿で登場した本田さんは「つらくて悔しくて、たくさんの涙で前が見えなかった日もあったけど、いま私の目にはキラキラ光る夢と希望の光であふれています。大好きな人たちに卒業を見送ってもらえる私は、世界一の幸せものです」と語った。今月28日に東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演が開かれる。(小松隆次郎)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル