全日本空輸(ANA/NH)は9月25日、関東地方を直撃した台風15号の影響で、家屋損壊や大規模停電などの被害を受けた被災地に対する支援状況を明らかにした。
千葉県に見舞金200万円、日本赤十字に被災者支援を目的とした義援金300万円を寄付。10月末までグループの役員や社員からも寄付を募る。
ANAのマイルサービス「ANAマイレージクラブ(AMC)」の会員にマイル寄付を呼びかける。受付は26日午後3時から10月31日午後11時59分までで、1円に相当する1マイルから受け付け、日赤に寄付する。
また、成田国際空港会社(NAA)とともに、成田空港周辺の芝山町、多古町、神崎町に、飲料水2リットルのペットボトル6500本と簡易トイレ6500個を提供。横芝光町にはビスケット500個と簡易トイレ500個を配った。
除雪車を利用し、避難所や家庭の風呂にお湯を提供する「こころの湯」を多古町の障がい者支援施設で実施した。こころの湯は、2004年の新潟県中越地震から始めた取り組みで、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震などでもお湯を提供している。
Tadayuki YOSHIKAWA
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