ANA、赤十字病院にスズランのしおり 64回目、「リハビリがんばる」(Aviation Wire)

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)は5月29日、全国51カ所の病院にスズランのしおりをプレゼントした。客室乗務員が訪問し、しおりに手書きのメッセージを添えて患者の幸せを祈願した。1956年の開始以来、今年で64回目を迎えた。

 赤十字病院などの病院や関連施設に、北海道千歳市近郊で咲いたスズラン248鉢と、しおり1万7230枚を贈呈。スズランが香るしおりは、ANAグループ社員が描いたイラストをデザインし、メッセージを書き込んだ。

 都内では4カ所の病院でプレゼント。渋谷区の日本赤十字医療センターと大田区の大森赤十字病院、武蔵野市の武蔵野赤十字病院、葛飾区の葛飾赤十字産院に贈った。日本赤十字医療センターでは客室乗務員が病棟などを巡り、入院患者にしおりをプレゼントした。

 車いすに乗った入院患者はしおりを受け取り、香りを楽しんだ。「スズランが好きで、においに癒やされる。リハビリもがんばる」と話し、決意を新たにした。

 ANAはスズランのプレゼントを1956年に開始し、毎年実施している。日本赤十字社の名誉副総裁だった高松宮さまが、入院患者を励ますためにスズランを贈ることをANAに提案し、スタートしたとされている。

Yusuke KOHASE

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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