ANAとJAL、台風19号で2170便欠航 2日間で35万人影響(Aviation Wire)

 日本の各地に大きな被害をもたらした台風19号の影響で、空の便は全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社だけで、10月12日から13日の2日間で羽田空港や成田空港の発着便を中心に2170便が欠航し、34万8950人に影響が及んだ。

 ANAでは、台風が日本に上陸した12日は国内線615便と国際線167便の計782便が欠航。約12万700人に影響が及んだ。13日は羽田と成田の発着便を中心に国内線297便と国際線84便の合わせて381便が欠航し、約6万5800人に影響が生じた。

 JALでは、12日は国内線543便と国際線122便の計665便が欠航。約10万2650人に影響が出た。13日は羽田と成田の発着便を中心に国内線278便と国際線64便の合わせて342便が欠航し、約5万9800人に影響した。

 12日夜は台風による強風のため、機体を空港のオープンスポットに駐機できなかったことから、羽田と成田には13日、福岡などに疎開していた機体が商業運航便やフェリーフライト(回航)で次々に戻ってきた。JALのエアバスA350-900型機の2号機(登録記号JA02XJ)と3号機(JA03XJ)も、13日午前に福岡から羽田へ戻った。12日午後9時には、羽田で風速34.6メートル、成田では18.2メートルを記録した。

 また、羽田国際線ターミナルでは、ANAが設けた欠航便の利用者向けカウンターに、長い列ができていた。

 14日も、札幌と伊丹、福岡から成田へ向かうJALの国内線3便が欠航するなど、影響が残る見通し。

Tadayuki YOSHIKAWA

【関連記事】


Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment