捕虜収容所長だった祖父の手記を公表したジャーナリスト 小暮聡子さん(39)
戦時中、岩手・釜石の捕虜収容所長を務めた稲木誠さんは「BC級戦犯」として裁かれた。晩年、「降伏の時」(ペンネーム・中山喜代平)と題した手記を執筆し、敗戦から捕虜が引き揚げるまでの1カ月間を克明につづった。この夏、孫でジャーナリストの小暮聡子さん(39)が、未公表の手記の全文をウェブサイトで公表した。
原稿用紙132枚に、敗戦の日から捕虜を引き渡すまでの1カ月の日々が克明に描かれていた。
この夏、岩手・釜石の捕虜収容…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル