厚生労働省は19日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の審議結果を公表した。BCGやPPSV(肺炎球菌)、インフルエンザ、子宮頸がん予防(HPV)などのワクチンを接種した14件について審議した分科会は、11件で予防接種と疾病との因果関係が否定できないとした。【新井哉】 審査分科会は、BCGの3件、PPSV、インフルエンザ、新型インフルエンザのそれぞれ2件、日本脳炎、HPVのそれぞれ1件について、疾病・障害を認定した。 疾病・障害については、BCGは左鎖骨下・左腋窩リンパ節炎、右距骨BCG骨髄炎、左鎖骨下リンパ節炎、多発性リンパ節炎、慢性肉芽腫症、PPSVは左上腕蜂巣炎、間質性肺炎、インフルエンザは急性散在性脳脊髄炎、両下肢麻痺、膀胱直腸障害、血管迷走神経反射、新型インフルエンザは特発性肺線維症、原発性肺癌、筋膜炎、日本脳炎は血小板減少性紫斑病、HPVは両下肢感覚鈍磨、右上肢・両下肢筋力低下、両大腿部・右手の痛みを挙げている。 今回認定された11件については、医療費・医療手当、障害年金、遺族一時金・葬祭料が給付される予定。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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