起業家の育成を目的に徳島県神山町に4月に開校した私立高等専門学校「神山まるごと高専」は1日、人間のように自然な回答をする対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」を利用できる有償ライセンスを全学生に付与すると発表した。学生がリスクを理解したうえで最新テクノロジーに触れ、将来の起業につなげるのがねらいという。
高専の学生は5年間寮生活をしながら起業家精神やテクノロジーを学ぶ。学校は卒業生の4割が起業すると想定している。
発表によると、学校が目標とする人材づくりのため、著しい進化を遂げているAI技術にいち早く慣れ親しみ、本質を理解しつつ使いこなす必要があると判断したという。「モノ作りのアイデアの可能性を広げる」「複雑な概念や専門的な知識・用語も理解しやすくなる」「大量の資料を効率的にまとめることができる」といった利点を挙げている。
課題リポートでも利用容認
国内外の大学などでは、AI…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル