感染防止のため観客が5千人に制限された横浜DeNAベイスターズの公式戦チケットを違法に転売したとして、神奈川県警は23日、東京都大田区の会社員の男(36)をチケット不正転売禁止法違反の疑いで書類送検し、発表した。
横須賀署によると、男は8月16日と9月18日の試合について、球団ファンクラブ会員として優先購入した転売禁止のチケット各1枚(定価計1万2700円)を売買仲介アプリに出品。横浜市内の男女2人に、計2万2500円で転売した疑いがある。
今年のプロ野球公式戦は6月に無観客で開幕。7月から観客が5千人まで入れるようになり、9月19日からさらに緩和された。横浜スタジアムは本来、3万人以上が入れるという。
署は、男が7~9月に優先購入したチケット約100枚を転売し、約35万円の利益を得たとみている。「チケットが取れないと思って多めに申し込み、余りが驚くほどすぐ売れた。小遣い稼ぎのつもりで倍ぐらいの値段をつけていた」と話しているという。(黒田陸離)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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