G7サミット控え、広島県警トップ「想定外にならないよう準備する」

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福冨旅史、松尾葉奈

 来年5月に広島市で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、広島県警の森元良幸本部長(54)が2日、朝日新聞の取材に応じた。「予定外の事象は必ず起こるので、想定外にならないよう準備する。広島の市街地の特性や情勢を十分に踏まえ、危険を抽出して分析し、細心熟慮の警備計画をつくる」と語った。

 森元氏は広島市出身。1991年に警察庁に入り、2016年の伊勢志摩サミットでは三重県警本部長、昨年の東京五輪パラリンピックでは警視庁警備部長として警備を担った。今年7月の安倍晋三元首相銃撃事件では警察庁で警護の検証に携わった経験を踏まえ、「周囲や後方への警戒がおろそかになった。知らず知らずに警戒の隙ができ、組織として看過することがありえるのが最大の教訓だ」と述べた。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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