赤羽一嘉国土交通相は17日、記者会見し、外出自粛や休業要請の影響で落ち込んだ観光需要を喚起する目的で7月22日から開始される「Go Toトラベル」事業で東京都を発着する旅行と、東京都居住者の旅行について当面の間支援の対象外にすると発表した。
会見では記者から、すでに予約をした利用者が旅行を取りやめる場合のキャンセル料はどうなるのか、と質問が出た。これに対し、赤羽国交相は「緊急事態宣言を出した時も同じ問題が起こった。みなさん、それぞれの立場で大変ご苦労されているので、『(従来の)ルール通り(の対応を)』とお願いした。実際にはこういう状況だからとキャンセル料は取らないという現場もあったし、取られた部分もあった。そうした自然な形で行っていただけるものだと思う」と語った。 また、「いまキャンセル料を取らないようにと指導すると、やっぱり中小、小規模の旅行業のみなさんは大変にことになっているので、いささか無理がある。みなさん苦しい中で、対立構造は作らずに、お互いがうまくいくように、と言う思いを貫いていきたい。基本原則はそういう感じだ」と述べた。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース