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国土交通省は、『GoToトラベル』対象の東京発着ツアーなどの販売を18日から始めるとしています。東京都内の旅行代理店からは期待の声が上がるなか、終了時期は未定ですが、東京の参加が遅れた分、さらに延ばして欲しいと訴えます。群馬県草津町にある旅館『緑風亭』は、『GoToトラベル』の利用者が7割で、経営は、回復しつつあるといいます。しかし、『緑風亭』の保科誠支配人は「草津町でコロナが出て、私たちもちょっと気を引き締めないといけない」と話します。千葉県の旅館では、感染対策を徹底していても、クラスターが発生しました。『緑風亭』では、部屋のコップを紙コップにしたりと、さらに念を入れていますが、不安は隠せません。 『GoToトラベル』では、格差も指摘されています。せっかくなら、宿泊料金が高い宿を割引で利用しようと、高級旅館などでの利用が目立つからです。国交省は、中小の宿泊業者にも予算が行き渡るよう、努力するとしています。千葉県勝浦市にある民宿『大吉』。大森さん夫妻は、これまで一年通じて休むことなく、宿を切り盛りしてきました。しかし、新型コロナで、宿泊客はほぼゼロになりました。大森夫妻は、『GoToトラベル』の届いた書類を読んでも複雑で、申請の方法も、よくわからないといいます。宿には、パソコンもなく、インターネットでの申請もできません。大森直子さん(76)は「我々も細々とやっているが、できることなら助けてほしい。我々が頑張ってお客さんにサービスしようと思っても、ホテルに行っちゃうから、こっちにお客さんが来ない」と話します。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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