航空主要11社は22日、ゴールデンウィーク期間(4月29日~5月6日)の予約状況を発表した。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が全国で出されている影響で、国内線の予約数は約31万人で昨年より89%減り、国際線は約1万5千人で97%減った。
外出自粛で需要が大きく減り、各社が減便している影響が大きい。提供座席数は大幅に減っているにもかかわらず、予約率は国内線で15%(昨年比69ポイント減)、国際線で32%(同52ポイント減)にとどまる。
各社の予約数を見ると、日本航空が国内線で昨年比12・7%、国際線で同2・4%、全日空も国内線で同10・9%、国際線で3・9%となっている。
日航や全日空はGWまでに国内線で約6~8割、国際線は約9割の減便を予定している。今後、さらに減便を検討している便の一部では予約できないようにするため、予約画面に「満席」と表示されることがあるという。(贄川俊)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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