三菱重工業は28日未明、同日午前に鹿児島県の種子島宇宙センターで予定されていたH2Aロケット41号機の打ち上げを中止すると発表した。ロケットに窒素ガスを供給する外部施設の配管からガスが漏れていることがわかったためという。窒素ガスは機体の温度調整などに必要なため、打ち上げを延期して原因を調べる。新しい打ち上げ日時は未定。
H2Aロケットは27日夜に組み立て棟から発射地点に移動していたが、燃料を注入するといった打ち上げの最終準備に入ったところで異常が見つかった。ロケットには情報収集衛星「光学7号機」が搭載されている。(小林舞子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル