新型コロナウイルス感染症の拡大防止で臨時休園している長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)は12日、屋外施設を中心に16日から営業を再開すると発表した。政府の専門家会議が、集団感染を確認した場所について「換気の悪い密閉空間」などと分析したことを踏まえた判断で、屋内施設の多くは22日まで休止期間を延長する。
再開するのは観覧車、カナルクルーザー、飲食店や物販店、直営ホテルなどでチューリップの花壇も楽しめる。感染予防対策として入場口に赤外線サーモグラフィーを設置。来園者の体温を測り、37・5度以上の場合は入場を断る。
20日に予定していた新エリア「光のファンタジアシティ」はオープンを延期、4月4日の「春の九州一花火大会」は中止する。
HTBは2月29日から3月15日までの臨時休園を決めていた。 (宮崎省三)
西日本新聞社
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース