IOC関係者の北海道視察終了 2030年冬季五輪招致へ助言

 2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致をめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)の実務担当者らは2日、札幌市の会場予定地など北海道内の視察を終えた。5月31日からの3日間にわたる視察は非公開だった。

 視察後、札幌市は「(IOC関係者は)会場の現況を確認し、技術的な部分について質疑を行った」(奥村彰大・スポーツ局招致推進部担当部長)と説明。視察は会場予定地の現状確認や招致活動の支援が目的で、「すぐに何か結論づけるものではない」(同)とし、開催地選定に影響するものではないと強調した。

 IOC関係者が視察したのは、サッポロテイネスキー場や札幌国際スキー場、月寒体育館、ニセコエリア、帯広の森屋内スピードスケート場など競技会場と、開会式が行われる札幌ドーム選手村の建設候補地など計16会場。そり会場に想定される長野市の「スパイラル」の視察はなかった。

 視察では、会場となる施設に…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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