杉山歩
楽天モバイルが4月末に販売を始めた米アップルのスマートフォン「iPhone」について、不正に購入された疑いがある事案が複数起きていることがわかった。楽天モバイルによると、買った覚えがない端末を何台も購入したことになっていた人もいるといい、詳しい被害状況を調べている。
楽天モバイルの端末は、通販サイト「楽天市場」などで使える楽天IDとパスワードを登録し、クレジットカード情報を入力すればオンラインで買える。端末購入だけなら本人確認は必要なく、何者かが不正に入手したIDやパスワードかカード情報を使って他人になりすまし、転売目的で購入した可能性があるという。同社は楽天グループのサービスからのIDなどの情報流出は確認されていないとしている。
同社は被害件数は確認中としているが、複数の端末を買った利用者への出荷を一時停止し、電話などで確認を進めている。覚えのない購入に気づいたら、カード会社や警察に相談するよう呼びかけている。(杉山歩)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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