JA職員、生産者の口座から239万円着服 懲戒解雇に

鵜沼照都

 JA庄内みどり(山形県酒田市)の酒田みなみ支店営農課の男性職員(24)が、管理する生産者組織の口座から239万円を着服していたことがわかり、同JAが10日に記者会見を開き、9日付で懲戒解雇したと発表した。

 発表によると、職員は2020年3月9日~今年5月28日、5組織6口座から架空取引で現金を引き出し、受領書や領収書を偽造していた。今月1日に課長が点検したところ、受領書に組合員の押印がない不備が見つかり、事情を聴いたところ着服を認めた。消費者金融からの165万円の借金返済やパチンコなどに使ったと話したという。本人と家族がすでに全額返済しており、警察への被害届などは出さないという。

 JA庄内みどりでは18年にも職員が828万円を着服し、懲戒解雇されている。(鵜沼照都)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment